【小学校受験情報】お受験の悩み相談は指導歴30年の塾長が解決〔吉祥寺英心@塾〕

小学校受験_悲惨な2つの出来事

☆ケースその5 合否を決定するのは幼児教室ではない、学校です

某ニュータウンにお住まいの4人の方がご熱心に山の手の幼児教室に通われ4人とも塾側からは、
“白百合学園小学校と日本女子大豊明小学校の2つだけを考えていればよい。”
と太鼓判を押されていたそうです。
4人の内、お一人のお母様は他の3人にわざわざ電話をして
“うちの娘は通っている3つの幼児教室でのテストはいつも上位なの。だから、うちの娘だけが合格するけど悪く思わないでね。”
とライバルを蹴落とさんばかりにけん制。
私はお話しくださった会員のお母様に
“通われている幼児教室がそこまで言うのだから合格するだけの力はあるのでしょうが、みなさん不合格でしょう。まぁ、秋に結果がでますよ。”
と伝えました。
その時点ですでに結果は明白、小学校受験以前に条件をクリアしていませんでしたから。
そして、秋の結果は…。
みなさん、不合格だったそうです。
日本女子大豊明小学校にいたっては、面接で通学のことを質問され、遠隔地からの通学を念頭にセオリー通りに答えたら、面接官から
“いいですか、お母様がお子様の6歳という年齢に立って、ものを言ってくださいよ。それでも通学に負担がないとおっしゃるのですか。”
と念を押され、ひと言もなかったそうです。

☆ケースその6 心に傷だけを残した虚しい小学校受験のための子育て

不合格以上に悲しむべき後日談があります。
その4人(他塾)の中の一人のお母様は、結果の得られぬままにすべての小学校受験を終え、バス停でお嬢様に、
“テストが終わったから、もう、お母さんのことをお母様と呼ばなくてもいいのよ。”と告げたら、
お嬢様が、“お母様、今さらそんなことを言われても無理です。今までお母様がお母様と呼びなさいとおっしゃったのではありませんか。”
と淡々と答えたそうです。
お母様はその言葉に涙し自らを責めたそうですがお嬢様の心の傷を如何に癒すというのでしょうか。
なぜ、女子校を受験するために「お母様」と呼ばせなくてはならないのでしょうか。
小学校側はそんな子を求めてはいません。
英心からはそうでない子どもたちが白百合学園小学校・聖心女子学院小学校・日本女子大豊明小学校・立教女学院小学校・田園調布雙葉小学校・光塩女子学院小学校へと、それぞれが実力で合格しています。
平生から「お母様」と呼ばせているなら「お母様」、「お母さん」と呼ばせているなら「お母さん」、それでよいのです。
躾は型ではなく心です。
小学校受験用に「お母様」と呼ばせるところに真の家庭教育は存在しません。