凹凸のままで一回り一回り大きくするのが個性尊重

凹凸のままで一回り一回り大きくするのが個性尊重

私立小学校で、また、私どものようなお受験型の幼児教室でも教育方針の真っ先に掲げているのが「個性を尊重し…」です。
しかし、それを正しく実践しているところがどれだけあるでしょうか。
個性とは…
リンゴが食べたいとしましょう。
リンゴの種を蒔く、芽をだし、やがて葉をつけ、花を咲かせてリンゴが実る、それを捥いで食べる。
確かに、これはセオリーです。
でも…
リンゴが食べたい
リンゴの種を蒔き
リンゴの木を育て
リンゴの花を咲かせ
リンゴの実をならせなくとも
ミカンの木からでも
モモの木からでも
クリの木からだって
リンゴを実らせて食べたっていいじゃないか…
要するに、何かの目的を達成するにはいろいろな方法があるということです。
これが教育の面白さです。
富士山を登るのに幾つかの登頂口があるのと同じことです。
決まったルートを登らなければならないということではないのです。
一気に駆け登ったほうがよいという人もいれば、ちょっと回り道をして周囲の景色を楽しみながら登りたいという人がいてもよいのです。
個性を大切にする教育とはそういうことです。
白百合小学校や雙葉小学校に合格するためには、こうでなければいけない、この道を辿らなければならない。
成蹊小学校や暁星小学校に合格したければ、こういう道を辿るべきだと、子どもの個性や適性はそっちのけで一つの枠にはめ込もうとする。
子どもの個性を大切にしたいなら凸凹状態でよい
短所と思われる出しゃばったところを切り捨ててはいけない
凹んだところにセメントを塗って丸くして
また凸凹になったら
凹んだところにセメントを塗って
どんどんと大きくしていく
これが個性尊重の教育
手足(短所)を捥いで丸くするのではなく、突出した部分を生かしたまま、一回り、一回り大きな円にする。
こうして育てた子どもの方が難関校に合格する確率が高いのです。