【小学校受験情報】お受験の悩み相談は指導歴30年の塾長が解決〔吉祥寺英心@塾〕

プロに任せるのが合格の早道

☆ケースその3 パリからの来訪者

パリからの1本の国際電話がご縁でした。
ご両親様は某大学付属病院の医師で共にパリの国立衛生研究所にご勤務されていました。
「お嬢様が在籍されている日本人学校より私を紹介され、是非ともご指導願いたい。」との内容でした。
志望幼稚園は雙葉幼稚園(四谷)と学習院幼稚園とのことでしたのでお断りしました。
その理由は、
1.私共では、幼稚園受験指導は英心に在籍又はご出身の兄弟姉妹、もしくは特別な事情のある方に限定していること。
2.受験まで2ヵ月しか時間がないこと。
お断りしたはずのお母様は10月になり突然私のもとに現れました。
もちろん、再度お断りいたしました。
“失礼を承知の上で娘と2人受験のために一時帰国して参りました。先生の空き時間に1コマでも2コマでもご指導願います。”(母)
10月といえば、折しも現役生の小学校受験対策の最終調整の真っ只中、しかしながら1コマでもと懇願されるお母様の熱意に押され僅かばかりではありますが5コマの指導時間を工面しました。
初回の指導…。
トラとライオンの区別すらつかない彼女を前に“ここまで物を知らないとは思っていませんでした。”と絶句する母。
“ですからお電話で無理であることを申し上げたのです。でも、現実を知った今、ここからがスタートです。結果は変わらないでしょうが私が教えたからには、後の成長過程で必ず何かを残して見せます。”
指導大詰めの4回目に“お母様、彼女合格するかも知れません。確かに物を知らないけれど教えられたことはウワバミのごとく吸収する子です。雙葉は潜在的に能力のある子を見抜くことにかけては定評があります。私が試験官なら彼女を採ります。明日の1コマは予想問題を立てて指導します。面接で質問されることはこれです。”と面接予想問題を手渡し、お母様にも面接に備えていただきました。
結果は、
“今、成田空港からです。おかげさまで雙葉幼稚園に合格しました。お伺いして直接、先生にごあいさつを申し上げたいのですがパリへの帰国時間が迫っておりまして…。”(母)
本人への試験内容も面接問題(一問想定外)も幸いにして的中して合格されました。
私の持論は『100%不可能であれば諦めましょう。しかし、1%の可能性でもあるなら挑戦させます。』