『躾』を言葉だけで教えようとしてはいけない

『躾』を言葉だけで教えようとしてはいけない

父の日の工作で、子どもたちの手に墨を塗って手押しをさせたことがあります。
“手に墨がついているから、手を洗いましょう。”とハンディーソープを手にワンプシュ。
次にどうするか見ていると、半数の子どもは蛇口にすっと手を差し出しただけです。
“石鹸を流したら汚れが落ちないから水をつけて手をこすってごらん。”と言うと、子どもは手の平だけをきれいにします。
指の間や手の甲についた墨は落ちていません。
お母様には、日頃から“手を洗う作業は何工程あるかということを家庭でしっかりと教えてください。”
と、お願いしているのですが、半分の子どもがきちんと洗えません。
砂遊びや泥遊びをして帰ってきたときに“手を洗いなさい。”と言えば、子どもは手を洗います。
でも、蛇口に手を差し出してタオルで拭いているだけのことかも知れません。
どんな洗い方をしているか、しっかりとチェックしてください。
小学校3年生ともなれば口で言えば理解できますが、4歳、5歳の子どもにはお母様が、
“こうやって洗うのよ。”と実際にやって見せなければ、分かりません。
本来的には2歳までには済ませておきたい躾です。
2歳児は、手の指の間、手の甲、手首を洗いなさいと口で言っても、分かりません。
子どもと一緒に手を洗うところを見せてやれば、すぐに覚えます。
言葉だけでは躾はできない